東京会場オンライン開催の様子☆彡

4月12日、リアルイベントの開催が延期されたYuri’s Night JAPAN 2020でしたが、東京会場の運営担当である宇宙ビジネスコミュニティABLabメンバーが、zoomとYouTubeにて同時配信を行いました☆彡

今回オンラインで開催されたYuri’s Night JAPAN 2020 in TOKYOには、東京運営メンバーの他、東北・大阪運営メンバーの一部が参加し開催されました。
現在、ABLabにて立ち上がっている各プロジェクトについてのプレゼンに対し、zoomやYouTubeの参加者より多くの質問・コメントが寄せられ大いに盛り上がりました!
その一部をこちらでご紹介したいと思います☆彡

来年月面を目指すYAOKIについて…
YAOKIはAstrobotic社と共に、NASAの月面輸送ミッションに参加する月面探査車。こちらを開発した中島 紳一郎さんによるプレゼンでは、YAOKIが月面に向かう輸送コストを考えかなり軽量化されており、月面での走行を想定して問題に対処できるよう最小限の構造でありながら丈夫で、レゴリスに埋まっても本体を回転させるなどしてクリアしていける車体であることを紹介されました。
日本のベンチャー企業、しかも製作しているのは中島さんおひとりということで、このような民間企業の開発した月面探査車が月面を走行し、そこから見える映像を地球に送ってきてくれると思うとわくわくしますね~☆彡


次は、Project Rocket Girlsについて…
プレゼンされたのは「3分でわかる宇宙法」をnoteにて連載している星 諒佑さん。このプロジェクトは、日本を含め世界のロケットを擬人化した美少女キャラクターを制作し、ゲーム開発やキャラクターグッズなどをプロダクトし、宇宙開発の歴史や技術をエンターテイメント性を持たせつつ発信していくことで、広く啓蒙することを目的とされています。ゲーム開発にあたり、イラストレーターをはじめ、声優、音楽制作、グッズ制作など、宇宙開発とはまた違った分野との協力が進んでいるそうです。実際の各ロケットの技術や機体の特徴などをしっかりとキャラクター設定に落とし込んでいくことで、知識としても学べるゲームにもなりそう!手に取って身近に感じられるキャラクターグッズは、日本だけでなく海外向けとしても展開が期待でき、完成が楽しみなプロジェクトです☆彡

※イラスト:あじさいさんTwitter @_Pkrin

最後は、ABLab宇宙天気プロジェクトについて…
人工衛星の運営に従事され、茨城大学大学院にて宇宙天気防災という新しい分野の研究にも取り組んでおられる玉置 晋さんのプレゼン。プレゼンでは、太陽フレアが発生すると放射線や太陽の大気が吹き飛ばされることで、人工衛星などの宇宙インフラや、通信・電力インフラなどの社会インフラにも大きな影響を与えることをご説明くださいました。また、宇宙天気とは地球周辺の宇宙環境の変化を指し、その影響は私たちの生活にも大きく影響してくるため、現在、宇宙天気予報とう情報が発信されているが、その情報は研究者むけの情報であって非専門家にとっては難解な点があるとのこと。これを解消するため、このプロジェクトではこの情報を分かりやすく伝える宇宙天気キャスターや宇宙天気防災コミュニケーターなどの存在が必要になってくるのではないか?ということに注目し、宇宙天気の普及と共に一般の方にも分かりやすく伝える宇宙天気キャスターを実現していきたいと語っておられました。


一部のプロジェクトについてのプレゼンをご紹介させて頂きましたが、ABLabの進めるプロジェクトの展開に注目していきたいですね~☆彡
というわけで、東京会場メンバーによるオンライン開催は充実した2時間となりましたので、ぜひ、ABLabのYouTubeチャンネルをご登録頂き、見逃した方やこのブログを見て興味を持たれた方は、ご覧になってみてください。↓↓↓